与太話はこの辺にして推しに幸あれ

その日、一刻も早く退勤したいわたしは(後半に向かってわりとダイマ)

……現場に住みたいと思っている。

公演中、いっそ現場に住みたい。その望み叶えたもう(無理)

 

特に平日。

むしろ住むとかじゃなく、推しを包む空気とか、あるいは大道具や小道具になっといたほうがじっくりと推しを見ていられる(?)んじゃないかな?!なんて思ってしまうこのオタクマインド……。推しをあらゆる角度から見たい。その演技を観たいがために、あらゆる物質、もしくは家具になりたいとかいうファニチャー願望を抱えていては大分あたまがおかしいように思う。でもさ、一番いいのは空気とか水とか、万物を構成するなんらかのものになっておくとわたしの願いは叶えられるのかな。

とか、まだ言うか!

くっだらないこと言わんと。

今日は土曜なので退勤しない、むしろ休みです。

 

現場にいます。

昨日は推しBちゃんの芝居の初日でした。舞台の幕が上がると同時に秋冬公演の芝居のメインビジュアルとフライヤーの配布解禁、あとキャストも解禁されたのでちょっとウキウキです。

とても良いメインビジュアル。

は〜!とても好き。

とても愛しい。

とても最高。

控えめに言って最高。

悦だよ、悦。

ただ、解禁された情報はちょっとせつなくて、キャス変とダブルキャストの対応もありで、完全なオリジナルキャストの公演はもう観られないんだねってなってる。でもね、でもね、繰り返しになるけど、メインビジュアルむちゃくちゃいい。とてもイノセンスな雰囲気。ポストカードとかクリアファイルとか、むしろブロマイドいっぱいいっぱいください、好き。

 

それはそれとして。

きょうは二日目です。

現場にいます。

マチネ二公演を終えて、これからソワレ三公演目です。観るぞ。

 

完全なストレートプレイ。

ベテランの役者さんたちの安定感と粋、若手の吸引力を感じる舞台で、演劇の醍醐味を存分に味わえる会話劇でした。笑いの良し悪しはともかく笑える要素も多く、テンポの良い芝居だなって感じた。もちろん笑いばかりでなく、一幕の後半から二幕に向けて、シリアスに不穏になっていく様子は見応えありです。

なにより言いたいことはですね。

心から安心したってことです。

推し死ななかった!

よかった!

死ななかった!

あ〜、死ななかった……

※これは盛大なネタバレ

推し最後まで生きてたーーー!

※しつこいようですが、推しは芝居のなかでよく死にがち

みんなー!生きてたよー!

話の筋的に一つ歯車が違ったら、主演のどちらかが死んでいてもおかしくなかったのでは……と思うところがあり。

ただし、それだとストーリー的に手詰まりというか、観劇後の救いがない。

どこに光を見出すのか。

闇を残すのか。

グレーはグレーのままであるという雰囲気がぶち壊しになるだろうなと感じたから、そう、死ななくて正解!(個人の感想です!)

ちなみに、推しの役柄は推しと正反対の生き方の若者っぽい。それは推しの周辺のスタッフさんや本人すら言ってることだから実際そうなんだろうと思う。

また、端的に推しのオタクに過ぎず、推しのことを演技とか公に出された情報しか知らない、本来の推しを㍉ほどにも知らないはずのわたしですら、そう思ったしそのように感じた。

とはいえ、演技的にはン〜年前からよく観てる推し本来の素直な気質の良く出てる芝居だな?と思う部分も多い。あと推しのちょっとだけ後ろ向きで繊細なとこ。とはいえ、役柄とは圧倒的に生き方が違うので確かに新しい彼を観られたかのような充足感がある芝居だったかな。

また、ストーリー上の人物のそれぞれに対して、あの頃の、あの世代の人たちの微妙とも言うべき感情がなんとなくわかるというか、混沌とも言うべき雰囲気が強く出ていて、ある世代には共感性のあるかも。あと、切ない気持ちにもなるだろうし、あの頃の生きにくさ、世知辛さをおもいだして眉を顰めることもあるかもしれない。そんな芝居だなーってのが二公演見た印象です。

家族の物語だと言っていた。

確かに歪な家族の物語だった。

もうね、ネタバレになるので色々書かないけど、やー、推しが演じる役の気持ちがなんとなくわかるところもあり、でも、わからないところもあり、最終的には、ガチ泣きの芝居しながら、その土地の言葉に戻っていくさまがむちゃくちゃ性癖に刺さる。はーーー!刺さる刺さるぅ〜……!!!って、心震わせながら観ている。

わたしはそんな感情で観劇をしているしそんな感じの観劇しかできない。感情移入ってあんまりしないの。わりと芝居は冷静に観たいほうで(そりゃ感情移入してしまうこともあるが)観ているものを感情のままに受け取るのが勿体なくて。

わたしは推しの演技を存分に味わいたいから、自身の感情に流されずに観ることを心掛けている。

一挙手一投足見逃さない。

見逃したくない……っていう、無駄に強い意志で。それでも、行動そのものより行動から見て取れる感情を内観していたいのだ……みたいな気持ちが強いので、見てるわりに行動の見逃しや所作の記憶違いもあるので結果何回も観ないと情報を整理できないほう。

それでも、観終えたあとで心を引き裂かれるようにガーッと感情に襲われることもあるが、基本的に観てる最中ほど微動だにしない。

それで、話を戻します。

最初にも書きましたが、わりとグイグイ入り込める形の芝居なのですよ。

絶妙の妙をいく会話劇。

会話と会話の切り替え、間がすごくものをいう芝居です。

ダブル主演の子との対比とか、ベテラン俳優陣の演技とか、見どころはたくさんあります。女性陣の美しさや活発さ滑稽さも良いです。また、この芝居、方言が見どころ(聞きどころ?)かと。わたしは方言の芝居がとてもとてもとてもとてもすきです(きっかけは井上ひさし先生の脚本やら戯曲)

とにかく、方言好きにはえらいたまらなくて、しかも固有名詞を表現する方言を多用しないので、とてもわかりやすいです。個人的にはあとでggrks……って罵られるくらいガチでわからない方言使ってくれた芝居でもいい。それだとわたし個人はもっともっとのめり込んでしまうだろうなっては思うんですけど方言は扱いが難しいし、ふつーの観客はそんなところを要求しない。

とっつきにくくなるので、今回の方言のあり方なのでこれも正解だ!

んで中身ね。

その実、この芝居の脚本はとてもシンプルなんじゃないか?

余白が多い。

ひたすら余白が多い。

ヒントも多いですが、それこれが余白。

グレーが許せない白黒つけないと嫌だってひとには耐え難い話かもしれない。

明瞭な話ではないし、スタートした途端に常に漠然とした不安と違和感をおぼえるステージだ。漠然とした何かに怯えたまま、家族が、人と人の関係性が少しずつ狂って壊れて、そして再生していく……みたいな話で、しかもさ、その家族という箱は危ういバランスでつながり続けていつ壊れてもおかしくないまま今後も続くのだろう……というエンディング。結局、役者がどう解釈してどう見せるか。それでそれを観た客席側がどんな風に受け取って咀嚼するのか、そこがね、大分難しいのかも。どんな芝居も好きゞあるけれど、こういう会話劇は好みがわかれるな……って。

ちなみに舞台セットは遊び心があってthe演劇って雰囲気で素敵です。

舞台セットの、このモチーフはストーリー上のとある部分のメタファーではないか?とか、このモチーフはこのように捉えられるに違いないとか。見ていると想像する余地や発見がたくさんあるので楽しいとも思います。まだ東京公演もチケットあるみたいなので、ご興味ある方にはぜひ観ていただきたいな……。

わたしは今回もわりと劇場にいます。仕事の都合などもあり、全通は叶いませんが、わたしはわたしの行ける範囲で通ってます。

推しの演技、最高に好き。

いい演技でもっと好きにさせて。

そんな気分です。

 

と、まあ、全力でわたし自身の観劇スタイルのはなしからの内面のはなし、それから観た舞台に対する個人の感想をとめどなくまとまらないままに書きました。

 

芝居は生き物で一期一会。

公演数を重ねるうち、どんどん姿を変えるし変わってく。それが本当に楽しみです。演じる役者さんたちも客席側も共に飽きない飽きさせないステージを日々期待しつつ……。

 

んと、はいはい……、わたしは開示が好きではないので(じゃあ、なんでお前はワールドワイドウェッブ(笑)にポストしてんの?!ってツッコミなしね!)あんまりこう……、推しの出ているお芝居がとってもとっても素敵だから、是非是非是非!観てね!的な記事は立てたくないほうで。事後、素晴らしかった……のほうがらしいと思う。

あと、どう考えても今語り始めると、わたしの現場がまるっとお披露目され過ぎない?!って思うので憚る。

んーーー、だけど、

でもでもだって。

……推しの現場の空席が目立つのはつらいし、ちょっとでも興味を持ってもらえるきっかけになったらいいなって、初日、二日目と入ったばかりだけど記事を立ててみた(暴挙)

わたしの記事なんてなんの役にも立たないけどさ。

うーん……、

そうね、柄じゃない。

もしもこの中身の薄いひとりごとをご覧の方がいたら以下、ダイマ

 

公演中↓↓↓

当日券あるよ。

 

黒白珠

※公式サイトにリンクしてます。

 

ねえ、

よかったら観てね。

 

そなの、推しのことは前の記事でもちょいちょい書いてる……けど、ここまで書いといて、該当記事の中で推しの名を語らないのはあまりにもアレ……。このあまのじゃくめ!いやいやそれは誤用でしょうが、どっちかと言えば、なんていうの?意固地かな?!……って気持ちで〆

 

いつかちゃんと言うよ。

ほんとに?!

いや、わからんち。