与太話はこの辺にして推しに幸あれ

気づいたら月末

そして来る翌月。

2020年なるものが視野に入ってきました怖い。また一つわたしは墓場に近づいてしまったなと思います。

 

今月に入り観劇したものを、まとめを手短に。

全部、個人の感想ね。

 

【10月の観劇まとめ】

 

・ミュージカル ドン・ジュアン

月初のドン刈谷マイ楽でした。
遠い日のように感じるのにまだ一か月過ぎてなかった。さんざんそーちゃんラファエル最高、鬼ほどかわいい、かわいすぎて好きが止まらないとかなんとか書いた気がするので、書かない選択もありだよねーとか言いながら書くパターン。
ドンジュアンという話、主人公たるジュアンへの共感性非常に低い。わたし個人は、ですが。もうね、共感できないの、少しできないったらない。誤解のないように言いますと主演の藤ヶ谷くんはとてもかっこよかったです。ただ、物語のなかのキャラクター性に共感できないというはなしなんですね。劇場は藤ヶ谷くんを愛する老若男女で溢れたていたのであの場は確かにドンジュアンに魅了された者の集まる場所だった。藤ヶ谷くんは板の上で絶世の美男にしてプレイボーイのジュアンだったと思う。…というのは別の記事でも書きました。ドンジュアン話的にはレコンキスタあたり関係ある?とかチラチラ思いつつ調べたりないままなんですが、宗教色がすごく強くて理解できれば頭にはいるの早いミュージカルだなーと思っている。で、で、わたしはというと、お察しの通り推しに釘付けですね。言わんでもよろしいと思うかもしれませんが言います。推しの役、ツボすぎてしにそうだったんですよ。もーーー、ラファエルかわいそうじゃね?!あれ死ぬよりかわいそう。かわいそうな(役を演じている)推し大好き……。好きすぎる。
あとね、この芝居に推しが出てくれてよかったなーと思う点がいくつかありまして。そーいちさん、新しい引き出しがまた増えたのかな?と。そんなとこいっぱいでした。それ、演出家さんや振付師さんのご指導もあるでしょうし、何よりご本人の努力のたまものですよね、えらいぞー、えらい。推しの芝居の上手さの底上げっていったらいいのかな、底の部分がぐんと上がったな?という印象です。今だって歌唱的には出しにくい音域はあるのもわかるし、もしや、今日は体調が思わしくない?みたいな日もあったけれど(気のせいの可能性大)全体を見て、そりゃもうほめたたえる要素しかないです。おたく盲目じゃないけど推しをべた褒めですね。広がりのある響きの歌声、よく伸びる声、すごく大好き。絶妙に好きな声なので痺れる……。また、ダンスはさすがでした。そう、階段を転げ落ちるシーンや立ち回りも結構あるので身体あちこち痛めてないかなあ、ちょっと足とか痛めてないかな?と、全体の中日以降に思ったけど大丈夫でしたか、最終日付近のフラメンコちょっと変えてきたように見えたので。あ、これは気のせいかも。あと、ビジュアルの話をするとむちゃくちゃあの髭すきだったんだよー、すきー、むちゃくちゃすきー。もろもろありますが、なにせ映像が残らないのが心から無念でなりません。

円盤欲しい、欲しすぎる。

そうでなかったら音源ください。

 

・ラヴズ・レイバーズ・ロスト〜恋の骨折り損

恋のあれこれ、恋は人を馬鹿にするがそれこそ人生の楽しみである、みたいな。
もー、すごくハッピーな芝居だった!歌も素敵、会場全体がお祭りみたい。
前後に重い作品ばかり観ていたので、LLLのハッピーさが救いでした。ハッピーで軽めの話ではあるけれど、決して底の浅い話ではないと思ってます(恋の悩みは浅はかでしたが!笑)
村井くんのビローンはさ、村井くんの気質がにじみ出ててすごく憎めない感じがいいなって思ってます。佳境でロザラインことコマちゃんとのやり取りやひとりたたずむ姿に常にしんみりさせられて彼の演技力をみた感じがしました。また、大ちゃんのロングトーンすごいビリビリきたしアレ毎回ドキドキした。あと、りょんくんはああいう神妙な顔でいてコメディーっていうのすごくハマるんじゃないかなっておもったり、みうくんはそのままいいとこ伸ばしてほしいって思うし……って感じ。あと全体的に思うのは、まーくんとあらたくんの無駄遣いがすごいなっていう……(ほめてる)あと、女の子だとやっぱジャケネッタですよ。めいめい、もっと羽ばたいてほしい。あと、羽ばたいてほしいというとゴリくんにも羽ばたいてほしいんですが、ゴリくんなんで……まあ、でもさ、あんな美声あのままにしとくのもったいなさすぎる。

なお、あおぱんつはまぼろし。愛は幻くらい幻。

何故円盤が出ない。

円盤ください。

 

・ミュージカル アンクル・トム

上口くんが某SNSで、わからないけど面白いって言ってくれるのも嬉しい――とおっしゃっていましたが、いや、シャレにならんほど本当にわからないですね(真顔)
板の上の話のなかで繰り出されるもののどこまでが現実でどこからが虚構か、その線引きがいまだにわからないです。あきらかに不自然なところがいくつかあるのですが、細かい考察はひと様にお任せだ!ってぶん投げたい。ざっと思うのは、ケビンとトム(仮)は最後の最後まで実は知り合いではなく、アンクル・トムという虚構をケビンが酒浸りで書いていただけ、ケビンのあたまのなかを見せられた……ともとれるなあって思ったことですかね。うまく言えてませんが、売れない小説家のケビン青年が、最新作を小説として書き記すうち、アブサンを散々浴びながら書くことでトリップ、虚構と現実がわからなくなったままが板の上の芝居かも、みたいな。板の上の人物で、実際にヤバそうなのは花屋のレイモンドかな……彼は花束にナイフを忍ばせるようなあやうい男です。あと、思ったのは実は連続殺人犯もしくはそれに等しい殺人者=ケビンとレイモンド(共犯者)であるみたいなことかなあ。殺される人物の名前や登場人物がリアルに作家や作家の著作に書かれた人の名前なのが面白いよね。ある意味で、妄想のなかで疎ましく思う著名な作家を殺す、作家殺人事件小説(虚構)かもしれないよね。
まあ、わからないけれど!
答えは出ないでしょうね……。
わたしの浅い考えでは少しもわからない!
また、舞台に色分けされた部分があり、現実と虚構、スペースの区分けをそれでしているな、というのは明確に感じたんですけどどうですか……。舞台装置的トリックを紐解く間もなくマイ千穐楽を迎えてしまい無念です。
歌は素晴らしい。円盤待ち。

 

・音楽劇 組曲虐殺

社会派のはなしなので細かくはいうまいよ。わたしはこまつ座井上ひさし先生の戯曲がすきです。とても好きです。あと言いたいことはねー、こーいう感じのよしおさん、定期的にはみたいな……、みたいな……。よしおさんの声は程よくあったかくてふくらむからとてもすき。いろいろ器用だよねってサラッと思うけど器用で片付けたらいけないけども。

 

・ミュージカル刀剣乱舞〜葵咲本紀〜

今回そこまで通えてないので、しっかり考える前に公演が終わってしまった。
実際、3回しか観てないんだよ。
よく歴史関連の書物などが書き写されるごと、家ごとに〇〇本と称されることがありますが、これ、それって感じかな?!などと思い。みほとせは表面上目に見える歴史仕立てにも見えたけど、今回の作品は群像劇。ひとつひとつの人生と刀生を紐解く感があったかな。三日月宗近とかいう歴史の歯車を明らかにする物語のはじまり(だいたい当初から考えていたことが考えていたようにいい意味で裏切られつつ話が進んでくれるので刀ミュを観ること自体にはストレスが少ない、物語への解釈が合うので好き)
今回のはなしはちょっと大風呂敷広げすぎかなーとも思うところがあり、1エピソードくらい次に見送ってあっためてもよかったのでは、とも。
でもアレはアレで正解なのかな。
それと最後の家康さんの笑顔が印象に残っていて、さすが鳥居元忠(物吉貞宗)が手塩にかけた子だけあってまっすぐな家康さんでした。あとね、みずきくんの信康さんがかなり正義だなーと。彼のアクションは見所がありました。どんどん好きになる信康さんのこと……。竹千代ズは大人になっても素敵でしたって感じね。あとねあとね、トリカブトや毒セリを与えるはだかのおじさんがとても愛しかったです。キャラクターの立場性格性などを踏まえても実に奥深いです。なにせ、もっくんの演技に対する絶大なる信頼感は揺るぎないな、と。しんどいしんどいいつも言ってるけどしんどいって言ってるうちはもっくんまだまだ上に行けるはず。来年、帝劇に立ちませんかね?イノサン、サンセットどちらも楽しみです。次の舞台は?あと、バーイベ決定おめでとうございます。

 

・ストーリー・オブ・マイ・ライフ

昨日、大千穐楽。衝動的に御園座まで弾丸してしまうくらいには最高に刺さった。今年は残りあと数か月あるけれど今年のマイベストミュージカルが塗り替わってしまうよ〜!(推し出演作を抜きにしてのカウント、推しがいると推し中心だからね!冷静じゃないからね!)
今だから言いますが、初回の感想、わたしは何を見せられてんだ?!だった。
エンディング2曲完全にボロ泣きしながら見てたので、あれはまことになんだったのか……。前から書いてますがわたし基本的に物語で泣きません。でもこれはダメでした。歌と音楽と役者の姿に引っ張られた感じ。特に水戸はやばかった……涙腺崩壊ですよマジで。水戸は劇場も素晴らしかったんです。円形劇場で客席も円形に形作ったセットの延長上で、本当にセットにマッチしていてね。まるでそのためにあつらえたような劇場だった。物語への没入感がすごかったです。次東京でやるならグローブ座がいいな、水戸と雰囲気一緒の円形劇場…絶対雰囲気最高だと思う。
このはなし、そもそもタイトルにこたえがでているし、登場人物が最初から答えを言ってる(アルヴィンが)
君と、僕と、人生と、愛と、そんな物語です。
まさにそれですし、これですし、this is it.
弔辞を読まんとするトーマスが彼のなかに今も生きるアルヴィンと手探りで彼の、彼らの物語を探していく物語。はじまりは10歳、これはトーマスがアルヴィンという彼にとって唯一の存在ともいうべき友と、友が宿した稀有な魂との別れの描いた物語でもあり、その魂と出合うための始まりの物語でもあると感じました。
魂と書いたのは、トムはアルが死ぬまで彼そのものを理解していなかったし、理解することから目を逸らしていたように感じたためです。どう解釈するか難しいですが話のていとしてはジュブナイルかと。アルはトムへの感情を幼い頃から自覚していたし、彼にとってトムは唯一だった。そう気付いていたし、彼の世界は確かにトムでまわってた。でもトムは気付かない。気づかないふりをして出来のいい友人、周囲にも優等生でいようとした。そうしてふたりの思い出はアルヴィンが与えるひらめきをトムが言語化していくことで紡がれた。それによってトムは地位も名誉も得たわけですが、彼はずっと目を逸らしたままなんだよね。トムの過ちは失くすまで唯一のものから目を背け続けていたことだよ。

ヒントはたくさんあったのに。

向き合うべきだったってこと。

それとさ、

死ぬってそういうことだ。

でも、死ぬことで誰かのなかで生きるというのもそういうことで。

その有様はキツいな。

まー、わーっと書きましたが110分、2人きりの芝居、バントさんもピアノ、チェロ、オーボエの小編成、彼らから繰り出されるストーリーは繊細かつパワフルです。

いろいろ考えさせられる作品でした。

言語って大事ね、わたしBW版をだいぶ前にみてるんですよ。そんときはふんわりしか理解できなかった部分があって没頭はしなかったんですね。あと、役者によるイメージ、ビジュアル、セットによる効果も大きいです。

また、元基くんと万里生さん、それぞれが2役こなしているので、本来なら1役ずつしか見られないし相手役に対して思うことイメージ像は物理的に見ることができないはずですが、今回の公演のすごいところは それぞれがそれぞれの役を演じるので、役者が思う登場人物を両方観られる。これほんとすごいことですよね。演じる方は苦労が2倍にも3倍にもなって大変ですが。
特にアルヴィンに対しての解釈はかなり違って見えて面白かったかな。
あと、余談ですがわたしは万里生さんの歌声が好きなんです。わたし個人の感覚のはなしになりますが、何を聴いてもだいたい聞き心地がよく程よいビブラートのかかる歌声はとても美しく。やんちゃしてるとこもだいたい好きで、ギャップがいいなーとも思うところあります。ミュージカルだと演技が入るのでそこまで入り込まないのですが、本格的に歌われると音と響きだけで震えるし泣くんだこれが。

もしも、これを読んでくださる方がいたらねお願いがあります。

SOML再演があったら、きっと観てください。そう言い続けるのも最高の感想のようにも思います。

再演絶対同じキャストでして……お願いホリちゃん、お願いホリ様…。

円盤ください。音源ください。再演ください。

 

はい。
いやーーー、わたしの感想、だいたい好きしか言ってないな?!そして、全く手短じゃない長い。

今回、ここに書いたもの全て複数回入ってるんですが、来月再来月に向けて少し自重するとか思ってたのは幻でした。今月は遠征4回でした……。本当に思ってただけでした。でも幸せな時間、たくさん過ごせた。わたしはこのタイミングでこの芝居を観られて本当にラッキーだったと心から思いました、心から幸せ。

あ、そうだ。

記事を立てること。
わたしは積極的に感想を語ったり、人におすすめするのが得意ではない――ということは前にも書きました。元より自己主張が苦手だし(どの口が言う……)考えるの苦手なので(あたまがよくない……)言ってること支離滅裂かもしれない。
でも、いいんだよ言いたいこと言うって決めたんだから。
ネット弁慶の観劇おばちゃんだからPCやらスマホを与えられると途端に饒舌になるんだねー、よくないですねードヤァ……。
けど、ま、それはそれです。
どんなにわたしはアレなひとだったとしても、そんなのはどーでもいいんだ。
推しは全世界に自慢できる推しです。

 

それからね?しつこいようですが言い続けたら観てくれないかなと思ってまして。ちょうど某SNSで共感覚のことが話題ですが、このミュージカル共感覚の子も描かれていますので、以下、

芝居を愛するみなさま 各位

coloring musical 『Indigo Tomato』

観てくださいよろしくお願いします。

地方は11月、東京は12月からです。

ぜひご覧なってください。

 

まあ、来月ものんびり生きよう。

そして夜。

追記、なんだとハンサム15日ね、わかりました!