与太話はこの辺にして推しに幸あれ

記録、11月

なんでだか11月が終わる。

生きることの意味を考える1ヶ月(大袈裟)

 

【11月の観劇】
・フリー・コミティッド/DDD青山クロスシアター
成河さん限界まで手一杯一人芝居。初演みられなかったクチで今回観られて大変満足です。成河さんのチャーミングなとこも、すごさもわかる贅沢舞台だった。あんなん笑うしかないし、楽しかったです。せっかく配信もあるのでそっちも観たら、毎公演いろいろハプニングあるのね、対応力を見せつけられる感じもあり。ダーツのとこすき。あと奥様になるとこも好き。毎度毎度見る度に違っていて、これは何度でもおかわりできるやつだったかもって気づく頃に千穐楽である。
 
・ミュージカル Beautiful/帝国劇場
ミュージカルを観たーーー!ってなる。キャスト陣、本当に歌が素晴らしくて、歌が素晴らしいキャスティングをありがとうございます!という感じの耳が幸せミュージカル。これ、よく考えたらリステージ一豪さんだった。
 
・ミュージカル プロデューサーズ/シアターオーブ
レオがダブルキャストだから2回見る羽目…いや、観ました。好みがわかれる作品と演出家さんだよねってだけ。おかえり拓ちゃん!それと、最初からお亮の歌のことは少しも心配してなかったし、主によしおさんが歌うからそっちは気にしてなかったのと、よしおさんは歌も天才だけど元からでてたメインビジュアルから天才(髭)
 
・ミュージカル Count Down My Life/キンケロシアター
初見よりもかなり入り込めた感じがしています。そのため目鼻から汁が流れてもう大変(過去上演分も観た)世代によってはまったくピンとこないかも知れないんですが。今回、主演の水田さんの年齢もあってていいなーって感じもあります(今29歳、もうすぐ30歳ですね!)今の境遇と世の中の流れと、出来事とかいろいろ思ってますます泣けるという。これは若かりし頃の一豪さんのとがった脚本のポイントもむちゃくちゃ良いんだと改めて実感しました。円盤出してくれて本当に嬉しい。秒でBlu-ray予約した。
 
それとこれ書かないと変だよ。
 
・ミュージカルRENT/シアタークリエ
芝居で泣く月間のはじまり。わたし基本的に芝居で泣かないんですけど、どういうわけか何か思うところがマッチしてかたい涙腺が緩められてしまうという。人間年を取ると涙腺が弱くなるらしいんだけどどうだか。
未だかつて無いほどマーク・コーエンを主体に観たRENTです。こんなにもマークばかりをみていたことがない(RENTってマークのまわりにいる人たちキャラが濃い)
これは前も書きましたが、推しのマークはむちゃくちゃキュートでフレンドリー風なひとに見える。表立ってきそうな神経質そうで皮肉めいたところもあまり目立たない。皮肉ってるとこはたくさんあると思うんだけどね。どう言ったらいいかな、すくすく真っ直ぐあれこれ拗らせてきたひと…みたいな感じ(わかりにくい…)明るさの反面で闇が深いというか。とにかく人の中にいる自分、人の中にいない自分という明暗がはっきりくっきりしていた。カメラの向こう側とこちら側という目に見えないフィルターは彼自身と客席側、彼を取り巻く人と客席側、みたいな謎の一体感を持たせているような風にも感じました。気づくと彼の語る感情に絡め取られてそのまま感情移入してしまうような、そんなマークだった。公演重ねたらどう変わるかな〜?!って、本当に楽しみだったんだよ?これは毎度思うところだけれど、歌の技術だけには決して頼らないところも本当に良くて、人の心に響く歌声だな、と。あと、言うまでもなく繊細な表情と所作が絶妙だった。物語のなか、どこにもいないというマークを演じている彼の表情がたまらなくせつなくてさみしくてむなしさを帯びて。途方に暮れているところが本当に情けなくも可哀想でほんとにほんとに大好きなんだよね。物語をより深く探る導き手として、あんなにも自然に存在できていることが本当に素晴らしいと感じていて、推しの平間壮一さん本当に好き…と、なりました。この御本人にお伝えしても限りなく伝わらなさそうな好きが大量に溢れておりましてな。公演中止への未練も相俟って、今感想を書くと主に推し大好き感想文しか出来なそうなので、考えがまとまったら感想を別立てするかな〜(と、思う)
全キャスト陣に特徴があってそれぞれに感想があるんだわ(偏りこそあれ、全キャスト観てるからそれぞれに対しての感想はいろいろあるの。例えば、こーへーさんのエンジェルは自立してしっかり者のお姉さん風なんだけど、たまに見せる表情が寂しそうで孤独感があってある種の悟りをひらいたひとってのがよく分かるエンジェルで、彼の歌には愛が見えていて高音はとても綺麗で素敵だったな、とか。久しぶりに見たゴリのコリンズがすっごくかっこよくて目が覚めるな?!とか思ったこととか。彼の演技力と歌唱力はもっともっと世に知れ渡ってもいいと思うんだよ、いや本当に物語へ引きずり込む歌の力がすごいし。あとアレよ、今回の堂珍さんのロジャー、凄くなかった?友達いないんで確認しようがないんですが、本当に凄かったと思って…。それから、はじめましての方々が多いけれど、ハ?!ナニコノヒトスゴイナヨクミツケテキタナ?!…みたいな驚きとか、わたしは瑛美子ちゃんのモーリーンがとてもとても好みだなとか思ってて、良く考えたらふつーにえみこの歌声好きらしかったよ!とかなんとか。
まあ、なにせ推しが最高でスタートからエンディングどころかカテコまで最高なんですよ!なんて、もはや心の声ハチャメチャに漏れ出ているおたくは支離滅裂だし、要領を得ない早口の長文を繰り出すのでよくない。
 
公演中止のこと。
繰り返しになるけれど、そもそも客席側のかなしみやせつなさなんてたかが知れてると思うんだよ、本当に。演じる側や制作側の無念さを思えば、この悲しみも微々たるものでしょう、とも。
わたしはRENTが熱狂的に好きなRENTヘッズではなく推しが好きなだけのただのファンですが(あ、芝居好きでもありますが…)演目として過去にもまあまあな回数を観てるんですね。2015も2017も観ているし、更に前の時も観ている。必然的に推しがエンジェルを演じていた15.17は結構な回数をみてる。
わたしは推しの出演作を繰り返し観たいと思っているオタクです。そんなオタク然とした習性や、推しの出演作であるということを差し引いたとしても、今回のRENT2020は素晴らしかった。
推しが役替わりしていることもあって、過去に観た景色とはまるで違う景色が新鮮でした。見え方が違っていて本当に面白かったです。一発目から非常に出来が良い座組だったので、公演中止への無念と、この御時世への恨み節含みの虚無感がすごい。可能ならば同じキャスティングでおかわりしたい…。
 
そんで今わたしは遠征の宿や交通手段をキャンセルしつつ、払戻しのチケットを眺めて、15日までに観た分を思い返して、もっとわたしは観るべきところがあったんじゃないか。もっと芝居の中から考えるきざはしを見つけられたんじゃないかと思ったり思わなかったりしている。
とはいえ、これはこれそれはそれで来年の推しのスケジュールが出ないので大変やきもきしているのですよ、早く来年のご予定ください。でないとわたしのスケジュールも立てられないのです。
あと。ちなみにどーでもいいことですが、念の為に書いておくと、わたし本人は至って健康で観劇していても体調を崩すこともなく、例年よりかなり元気に過ごしています。
 
まもなく師走です。
みなさん健康でいましょう。
 
生きていても何の意味も無い何も成せないわたしの人生に彩りをくれるのは芝居と推しらしいですよ。