与太話はこの辺にして推しに幸あれ

記録3月-だいたいイン・ザ・ハイツのはなし

観たぞ。

だいたいの演目が、客席を埋めるのに苦労している印象があり大変切ないなあ、なんて思うことがしばしばあります。
とても素敵で見応えのある演目を出してくれていても、客席がさみしい状態で景色が切ないなあと思う。勿論、観劇が(できる)(できない)は人それぞれ。個々の事情だけでなく、環境や価値観、その他の要因もあるでしょう。

安易に通えない方がたくさんいることもわかっています。救済措置として興行主がなんとか頑張って配信をしてくれたとしても、劇場に足を運ぶ人が少なければ劇場はやっぱりさみしいまま(海外版権の配信や映像化は結構厳しいので、あるとしたら御の字ですね…)

それでわたしが感じるのは、そんなん延々と続いたら、そのうちに興行が興行として成り立たなくなる日が来るのでは…という恐怖かな。

誰かに何かを押し付けるでなしにそう思うので、わたしはわたしで最大限の対策(例のヤツへの)をして、健康を保った上で、そこそこのペースでもって劇場に通いたいなあと思う今日この頃です。ま、個人の努力と頻度ではたかが知れているので、なんの役にも立たないとは思うのですが。

わたしはわたしの判断で、芝居の見る見ないの判断をしてます。それで見に行きますし、行っています。あまりあちこちで歩きたくないので、いずれにしろ多くの演目は観られませんが。そのための努力は惜しまずにおこなっているつもりではあります。完璧なんてものはあり得ないので出来る限りの努力ね。

わたしはね、本当は芝居を観なくても暮らせる気質だと思っています。その実、何もなくともボーッと暮らせるほうなので。暮らすだけなら。でも心の中の熱狂が少しもない暮らしなんてまっぴらごめん、嫌なんだな!笑

わたしはわたしの私生活に全くかかわらない板の上の何かにヤキモキしたり心躍らせたりしていたいのだ(バカですね)

 
【3月の観劇】

・the musical GHOST/シアタークリエ
今年も地下鉄のゴーストがかっこいいのでとっても好き。こーきさんのカールは弟みが少なめでそーいちさんのカールよりも確かにブラザー感がありました。アプローチの仕方が違うと役はこんなに変わるんだ〜って思えて新鮮でした。ほんっと浦井さんのいうところのブラザー感、なかなかよかったです。また、航生さんはとてもスーツが似合うので、積極的にスーツ姿はみたいなーと思いました。あとね、今回は陶芸のとこ、どうしても笑っちゃうの。何故って何か思い出すものがあるからです(お心当たりがある方お友達になりましょう)

 

・ミュージカル刀剣乱舞 東京心覚/東京ドームシティーホール
あ、この感じ、下北で観た小劇場のやつだ!…からの嫌いじゃないパターンです。意図的に時系列がバラバラなのが人を選ぶ作品になっているかな、と。ただ、もう少し整えた形での上演もできたんじゃないのかな、みたいな気持ちになるのは何故だ。それでも考える隙間と余白がたくさんあって好きな芝居です。水心子のみたものが、もっとはっきりするタイミングってあるんだろーなってうっすら想いながら、全時代に友がいそうな刀剣男士の方を見てため息つくやつ。過去作品見た人向けだなーってのは言わずもがな。あと、きよまろがなんだか好み(推しとかではない)

 

・BLOADWAY MUSICAL the PROM/赤坂ACTシアター
みたかったんですよ、みたかったんですよ!すごい真面目な内容をコメディとして昇華するってエンターテイメントとして正しいと思うのでかなり推せる作品。わかなちゃんすげーかわいい。ゴージャスはこの先もBW作品上演してくれるのかなーって期待。

 

・ミュージカル『BARNUM』/東京芸術劇場プレイハウス 

ショーマンはかくして伝説になったのかしらとか思いつつ。某映画と比較してもかなり楽しめる内容でした。サーカスすてきだし。もう、矢田ちゃんが急遽3役とのこと、おつかれさまでした!矢田ちゃんいつ見てもどこで観てもどの角度で見ても顔がいい。

 

---<ここから、おたくの早口な長文>---


ブロードウェイミュージカル「IN THE HEIGHTS」/神奈川県鎌倉芸術館

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たまには写真貼ろう。

鎌倉芸術館にはライブでしか行ったことがないので、着席スタイルで観るのが新鮮でした…というのはさておき、インザハイツのこと。

まず、わたし個人の話となりますが、音楽面でのはなしを少し交えつつ。

大前提はラップにそこまで馴染みがないということ。乱暴に言うとラップはよくわからん。かといって嫌いではない。また、ラテンなど、中南米の音楽は好きな部類で、タンゴとかレゲエとかスカはとても好き。ウタモノよりはインストメインで聴くほう。歌ありでも日本の曲以外は言語的にわからないことが多いかも。まあ、ラテンノリというテンション的な意味では、かなり好きなんですね。

とはいえ、インザハイツってミュージカルだから、ストーリーを追う必要があります。イコール、ラップを追うことになるわけで。

観劇なんだけど。

ラップって本来の歌モノより言葉数が多いので入ってくる情報が多いことがある。それを判別する作業が伴う観劇なので、ちょっとたいへん(わたしは!)で、7年前の初演の鑑賞後は不慣れもあってだいぶ観劇後に宇宙猫顔になってしまいました。リン=マニュエルミランダ難しいぜ!みたいな。

という個人的前提のもと、今回、演目としては嫌いじゃないし音楽好きなほうだけど、物語の理解となると今回も結構苦労するのでは…?という謎の感情を抱いたまま観劇する運びとなりました。

推しの平間壮一さんは、Def TechのMicroさんとW主演です。そうちゃんたらACTシアターで主演ですって!あの規模の箱で推しが主演とか感無量ですね。

さて、今日現在、わたしはBパターンしか観ていません(BパターンはWキャストが平間・東の組み合わせです)

まず端的に観た結果を書きます。

まず、主演が推しなこともあって、個人的なつかみはかなり良かったです。また、初演と違って結構BW音源も聴いていましたし、そもそも初見でないため、多少の知識を頭に突っ込んで観ているからか、さすがに宇宙猫顔にはなりませんでしたし笑 

 

主人公であるウスナビをとりまくハイツの人々、そもそものお国はさまざまです。その色とりどりの国旗から見て取れる多国籍感は実にアメリカです。同じヒスパニックでも国があちこちなんですね。国がちがけりゃ言葉も違う。多国籍って、そっか、こういうことかーって思うところありです。

あらためて考えると、物語的にも親世代から引き続いている移民問題、それと宗教、暮らしている国と祖国への意識、それぞれの概念をどうとらえるかで、まあまあ受ける印象が違うものだと感じ入りました。
また、主人公よりも周囲の人たちの動きのほうが派手なので、意識をどこに置いて観たかによっても物語の印象がぜんぜん違うのでは?とも感じます。
ベニー(Wキャスト:東啓介さん、林翔太さん)の境遇や、ウスナビのいとこのソニー阪本奨悟さん)の境遇など、物語のはしばしから情報を拾い上げていくのもある種の楽しみかもしれません。

物語なので、描かれない・説明されない隙間が多いんですね。どんな物語にもそういうとこありますが、インハイツ、なかなか大きい要素が書かれていない気がします。
ベニーはアフリカ系移民ですが、何故ヒスパニックの多いワシントンハイツで暮らすことになったのか? とか、何故アレをアレして3等分したときにおばあちゃんとウスナビはソニーも連立って一緒に行くという選択肢に彼に与えなかったのか?とか、そもそも旅行じゃだめなん?とか。そこんとこは移民ならではの理由と問題かありそうだぞ?とか。

物語の前後、それを想像するだけでもかなり面白いです。
日常って素晴らしいんですよ。
まあまあ沢山の小さな物語と日々の事件や問題がちりばめられています。そんなところ、楽しめる人向きの作品です。明確な答えが物語には描かれていないところが楽しいかも、と、今は思います。あと、女性陣がかっこいいし美しいしかわいいので元気が出ます。かわいいしかっこいいです。

で、物語を観るとき、わたしは平間壮一さんのファンなので主人公のウスナビを中心に物語を観ますが、まあ、彼の演じるウスナビと言う青年は、実にjast a manというか、ごくごく当たり前にいそうな感じの子なんですね。このウスナビは、昨年壮一さんが演じられたRENTのマークにも似た立ち位置の役です。これは壮一さんご本人も言ってますが(他の方のレビューでも良く見かける話です)

確かにその通りなんですが、情熱とか信念、意欲・意思という意味でマークとはかなり違っていて、日々の仕事にあけくれながら曖昧に笑って、恋に迷い不器用で、心に抱くものがあってもまだそれは曖昧でつかみきれない…という雰囲気がプンプンします。青いな青年…ってほんと思う。そこがいいんですよ、ウスナビのいいとこ。とにかくウスナビの奥手な感じはイライラするので楽しめるんじゃないでしょうか?

そういう子を演じる平間壮一さんもとってもかわいいです。この芝居の見どころでもあるラップ、これもかっこよくて聞き取りやすく、ダンスもあり(これもかっこいいよ!)芝居の方もちゃんとあるので見ごたえはあります。

 

…と、まあ、長々書きました。

わたしのなかのあらゆるオタク趣味へのモチベーションどっかいってんのに平間壮一さんのことはとても好きですなんですね。

大好きです。

そうちゃんかっこいいなーかわいいなーかわいいなー、あー、もうかわいい、かわいいったらかわいいし、かわいいがすぎるのだよ〜、あ~、もうあのしぐさすごく好きかもしれん、アー、あ~、もはやかわいさが天才、いやむしろ神、存在が神…とかなんとか、早口の感想があたまのなかで流れつつも平然と観劇しているので、わたしはただの気持ち悪いオタクです(そしておばちゃん)

 

感想書くとね、一万字とかあっという間なのでこのへんにしとこ。細かい感想は千穐楽後にでも。
とにかくご興味ある方は是非名古屋もしくは東京公演へ!チケットまだ売ってます。

 

 

はい。

ところで2年だそうです。
ここ。

わたくしのチラシの裏2年も続けちゃったらしいです。なのでほめてください。エライネー、アーエライネー、ハー、エライエライ(なにこれ)

2年なので、たまには違うことしたほうがいいんでしょうか?
小説でも書く?(書きません)絵でも投稿する?(しません)写真でも投稿する?(これは考えとく…けど、ないな)


ないない尽くしですね。

 

んで、途中で自粛に入ったのでブログタイトルも自粛したまま1年過ぎたんだけど、どうせチラシの裏だし、タイトルはこのまま自粛しとこうと思います。

そう多くはご覧になっている方もいないとは思うのですが、もしいらしたとして、気が向いたときに見てくださったら、おう、今日もお前書きなぐってんな~~~?! って、なまあたたかく見てやってください。

まだ書くのやめないとは思うので、
気楽にゆるくどうぞよしなに。

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