与太話はこの辺にして推しに幸あれ

The Last 5 years(記録7月)

わたくしの夏終了(予定)

7月観たもののすべてが The Last 5 years

たまには写真出しつつなんか書く。


【7月の観劇】

オフ・ブロードウェイミュージカル The Last 5 years

www.last5years.net

・東京公演/オルタナティブシアター(平間・花乃<10> 水田・昆<1>木村・村川<1>)

↓いつだかわからんけど東京公演のキャスト表f:id:nana_ichi_hachi:20210728233522j:image

↓映像ながれてたーーーってこそっと撮ったやつ
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・大阪公演/COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール(平間・花乃ペア<2>)

↓劇場外のキャスト表と物販ブースの暴れ具合
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↓大阪いい天気でしたーーー!!!f:id:nana_ichi_hachi:20210728233717j:image

 

演は6月末からで、それもカウントし、全体で見た公演は平間・花乃ペア全部と他ペア各1です。

ミュージカルの上演時間としてはコンパクトな90分弱の1幕モノ。ジャストサイズ、わたしはこの規模のミュージカルが大好きです!!!

 

今回、公演数それほど多くないので、謎にこれ推し公演を完走できるのでは…?と、思っていたんですよ。

このご時世、公演を千穐楽まで完走するのだってかなりあやしいので。ちなみに推しが無事に迎えることが出来た大千穐楽は2019/12/10のIndigo Tomatoぶりなので、なかなか長い期間のおあずけですね。わたしもそれ以降、初めから決められたスケジュール通りの推しの千穐楽を観劇出来てません(それはそう)

…という感じで、わたしは千穐楽を迎えるあなたを見ることが出来て、今とてもとてもとてもとても嬉しいです!!!!!はちゃめちゃにハッピーです!!!!!あらやだなにこのクソデカボイス…みたいな謎テンションですが、わたくしとても落ち着いていますよ。


例の如く、まあまあの回数見ると、頭のなかでひとりストーリーと感想をこねくり回した結果、あーーーやっぱり推し大好き!たのしかった!くらいの感想しか残せないわたしですが、せっかくなので所感を(といいながら、そもそもアウトプット疲れるじゃないですか…とか思っている)

 

どんな話かというと、男女が出会って別れるまでの道筋をそれぞれ違う時間軸で歩んでいくミュージカルです。キャストは2人きり。


・ジェイミー(木村・水田・平間)

時間軸の通り出会ってから別れるまで

・キャシー(村川・昆・花乃)

時間を逆行して別れてから出会うまで

 

…を歌います。

 

二人の時間が交差するのは1つのポイントだけで、ずっとそれぞれの時間軸の話が続きます。まあまあ、ややこしいので、一度の観劇では「よりどちらに共感できるか」みたいな視点でしか観られないこともあるかも…。

 

また、見る側の主義主張思考によりだいぶ違うわけですよ(これはどんな芝居でもそうですが)もちろん見る回によってもかなり違うと思います。

 

でも、この芝居、何故その結論になったのか?を、彼・彼女のそれぞれの時間軸から読みとることが出来ます。また個人の印象ですが時間軸が違う点は、ジェイミーは手に入れたものもあると歌い変化したことを強調して時の流れを表しているけれど、キャシーは戻っていくことで、彼・彼女の言う本当の自分を示していっているようにも思います。

ある種、謎解きのようなミュージカルかなーとも感じていて、そこも考える要素、余白のなすべきところです。

また、話の筋やセリフは一緒でも、演じる役者が違うだけで、がらっと印象が違っているという点がこのミュージカルの美味しいところだとわたしは思っています。あと、何よりもジョンソン・ロバート・ブラウンの曲が大変素晴らしいです!!!

でも、この芝居、何故その結論になったのか?を、彼・彼女のそれぞれの時間軸から読みとることが出来ます。また個人の印象ですが時間軸が違う点は、ジェイミーは手に入れたものもあると歌い変化したことを強調して時の流れを表しているけれど、キャシーは戻っていくことで、彼・彼女の言う本当の自分を示していっているようにも思います。

ある種、謎解きのようなミュージカルかなーとも感じていて、そこも考える要素、余白のなすべきところです。

また、話の筋やセリフは一緒でも、演じる役者が違うだけで、がらっと印象が違っているという点がこのミュージカルの美味しいところだとわたしは思っています(英訳であったほうがわかりやすいかなーってニュアンスだったのは、shiksa goddessのなか、まるで僕のストーリーの中にいるみたいな彼女!みたいなこと言ってるのでソコあったらわかりやすいかも?なんてこととか。ほら、理想の女性にとらわれちゃったってわかるでしょ)あと、何よりもジョンソン・ロバート・ブラウンの曲が大変素晴らしいです。


ちなみに、わたしは過去にもこの作品は観劇しています。また、映画も見てます(が、映画はねえ、あれはダメです。芝居としての良さが消えます。なので歌を楽しむムービーだな…としか思わなかったよ…)

 

おぼろげな記憶ではありますが、山本・村川ペアを初演を1度見た際の印象は、ああなって然るべきというか、どっちもどっちじゃない? でした。でも今ほどストーリーわかってませんから混乱気味に、どっちもどっちだわコレ、と。

ジェイミーもキャシーも、まあ、それぞれ良い意味でも悪い意味でも勝手なので。
ありふれた日常のすれ違いが拗れるとこうなるぞっていう仕掛けは普通の人の普通の恋愛を描くようでせつないし、日常の些細なボタンの掛け違いみたいな小さな軋轢が積もってこうなったんだ、みたいな感じです。

今回の3ペアを観劇した後の、ストーリーの印象はやっぱり「どっちもどっちだな?」でした。どのペアをみても出会って別れるまでの過程への感想に変化はなく、こりゃどっちもどっちだな~という根本的な感想は今も変わっていません。こればかりはストーリー起因によるものだからでしょうね。
ただし、わたし個人が二人のうち「どちらがより悪いのか?」をジャッジをするなら、ジェイミーが悪いんじゃない?と、思いますね。
これは愛の執着地点を客観的に見た場合の結果論で、そもそも妻以外の女に手を出している点でギルティー
愛を誓いあうすぐそばで他の女性にふらふらしたり、誘惑に負けない!などやったりして、結果的に誘惑に負けてるあたりでダメ。恋や愛を考えるとき、わたし個人は別に心まですべて彼女に捧げなければいけないなんてことはないと思うんですよ。心に秘めているならば別にいいんじゃないかと。そこに行動が伴うから問題になる、みたいな。

とはいえ、ジェイミーが過ちを犯すに至る過程がどうであったかを考えていくと、彼自身の気もそぞろ浮気な気質を差し置いても、一概に彼ひとりが悪いという風に思えないのも事実。

キャシーにだって悪いところ良くない点があるんですよ。彼女も過去のしがらみから逃れられてないし、理想にしがみついてこだわりすぎだし。結果、鬱気味だし、ヒステリックになってしまっていたし。まあ、時にヒステリー気味に、時に鬱がちに私を見てと距離をつめてくる女の話をずっとずっと聞いて、励ましても甲斐なく罵声を浴びせられたら、そりゃあやるせないでしょう。そこにはキャシーの彼への不信感があるわけですが、その不信感は多分元カレ起因でもあるわけです(違う人生探すきっかけですね)同じく理想を追いがちないジェイミーは耐えられないだろうなーと。
良し悪しで考えて、社会的に見て、不貞を働いたのはジェイミーなので、悪いのはジェイミーだとわたしは思います。
劇中のジェイミーはキャシーが悪いというけれどね。
全体への感想がふたりどっちもどっちだよとは思っていてもね。

破局に至るには、ふたりの幸せ、ふたりでいる未来へ、それぞれが誤った選択をしてしまったからというストーリーなので、それを紐解く楽しみがこのミュージカルにはあります。


今回、小林香さんなので、演出も随分違っていて新鮮な気持ちでした。
何かこう目新しい感じというかアハ体験待ってたというか。
これよこれ、信頼できる演出家さんの演出素敵!って思えました。また、訳詞が結構変わっていてマイルドになってたというかなんというか、好みではありました。日本語にすると随分シンプルになってしまっている部分もあるけれど、大枠では筋通りだしいい感じ。まあ、ここは残した方がいいんじゃない?と思うところはあっても、そこは日本語訳の難しさなんでしょうね

 

各ペアごとの感想とか思いましたが、平間花乃ペア以外は各1なので、圧倒的に推しばかり見てるオタク感否めないので、何をどう語るのよ?ってとこがあるんですが、その一回ずつの他ペア感激であっても、演者が違うとかなり印象が違うのがわかったので、そこがこのミュージカルの面白いとこだな?と感じます。前述しましたが、本当に全く違う恋愛模様に見えるので面白いです。役者さんたちの役へのアプローチが違うだけでこんなに違う?!っていうくらい印象が違います。

 

で、各ペアキャラクター的に思ったこと。

どこかのインタビューで小林香さんが、各ペアを演劇、音楽劇、ミュージカルってそれぞれ言っていらっしゃいましたが、確かにその通りでした。

 

▪️木村・村川ペア

演劇だった!歌だけど!引き込まれるポイントが演技だったり所作だったりします。

・木村ジェイミー

素でモテ男、モテるからああなったのかな?風。夢を掴んで成功していく過程で更に変わっていった人のように見えて、一番わかりやすく1つを得て1つ失った成功者かな、と。顔がいい。

・村川キャシー

少し年上のお姉さん風。大人びた人がはしゃぐとすごく可愛くて、夢を追ってプライドを忘れなかったゆえに意固地みたいなひと。なんかねー、かわいいんですわ…。怒ってて泣いてるとこ可憐なので何故このキャシーを守ってあげないのだジェイミーという気分になる。

 

▪️水田・昆ペア

音楽劇と言われればなるほど。どちらもパワフルで聴かせる系。動きもなんとなくダイナミックでとにかくスピード感があり、情熱的な印象がありました。

・水田ジェイミー

コミュ力のひと。オープニングからチャラ田さんなんです?!みたいなガッツあるジェイミー、前半すごく情熱的なので、後半のテンションの差がすごい。彼は変わったというよりシフトチェンジしたみたいなジェイミー。いい意味でも悪い意味でもスマートな人って思えた。

・昆キャシー

昆ちゃんキャシーは歌が素晴らしくパワフルで大好き。ちょっと気が強そうで、頑張り屋さんで、愛も大きめで。ちょっと弱そうなところを隠していそうな朗らかなキャシーはまこと愛されるべきキャシーです。そして強い…色んな意味でとても強い。かわいくて強かった!

 

▪️平間・花乃ペア

ミュージカル的見せ方の美味しい要素がギュッと詰まってて個人的に大変好み。芝居のバランスが良くてそれぞれの役の解釈の一致とハマり具合、ハーモニーもばっちりあってて、ほんとミュージカルだった…

・平間ジェイミー

最後まで変わらなかったジェイミー、価値観重視で愛が重い。他ジェイミーは成功して変わった感じなんですが、平間ジェイミーは5年間変わらずにフラットなままに見えました。だからこそキャシーとすれ違って、荷物を待ちきれなくて逃げてしまった、とも。本当に選択を誤ったがゆえに愛をなくしたんだって思えたひと。

・花乃キャシー

ふわふわ夢見がち少女感がすごいキャシー。夢に向かって頑張ってる、ちょっと世間ズレしたお嬢さんにみえるのに、オーディションで見せるふとした顔が一番大人びていてせつない。ジェイミーが好きなので頑張りすぎたし、過去の彼との決別を思って自分の成功もここにないと捨てられちゃうんだって思い詰めた結果、こうなった風。

 

まとめると、一番たくさん観たペアが一番好みで、ちょっと幸せです。

ストーリーのなか、ふたりがすれ違わずに見つめ合うシーンがあり、そこが見せ場と言っても過言ではないのですが、わたし個人が好きなのはラストで、別れを告げるハーモニーのアンバランスさ、キャシーが喜びのままに歌うほどにジェイミーの切ない歌に悲しさが募るというか。本当にラストのキャシーが高らかに美しく喜びを歌うほど、このストーリーは美しく終わると思いまして。また、個々の見せ場がきちんとあってその点も素晴らしいんです。オハイオかわいいキャシーとか、悪い顔して困ってるジェイミーとかね。あ、シュムールおじいちゃんが優勝だとか。細かく全部説明したらいいんですがあくまでもこれはわたしの感想にすぎないのでこんな感じで適当にしときます。

 

推しは歌の面でとても大変だったようでひたすら頑張ったみたい(曲が難しい上にキーが高い曲が多め)カテコで何度か歌への苦手意識と歌大変だったんだよエピソードを披露していたので。※カテコのメインはだいたい来てくださってありがとうございます。で、それプラス現場エピ的なのね。

そうは言っても、初日から声ちゃんと出ていたし、いいハーモニー聴かせてくれたし、いやはや楽しい観劇期間でした。

 

推し、本当にえらいなあ…。

などと突然言って、このオタクは勝手にほめます。見てないところで勝手にほめます。そうちゃん、いつも頑張ってるけど、今回も頑張ってるからえらい。とってもえらい。

 

なんだかだ長いんですが、推しの話してないんでしたいんですけど、これまた長いんで、また今度にします。推しのジェイミーむちゃくちゃ良いんですよ、なので、再配信で観てください、よろしくお願いします。3ペア見るともっとそれぞれの違いがわかってほんとうに面白いのでおすすめです。

 

さて、世の中騒がしいですが、個々の対策しつつ、とにかく健康でいたい昨今です。

 

とりあえず終わるよ。